先の事は、見よ、すでに起こった。新しいことを、わたしは告げよう
イザヤ書42章9節
あるところから、「はばたけ21世紀の教会〜私のビジョン」というテーマで原稿執筆を依頼されたときのことです。「新しい時代を創る教会」というタイトルをつけて、これからの教会が果たすべき使命について、私の考えを書きました。原稿は英文で提出、ということでしたので、無理を言って教会の方に英訳をしてもらいましたが、その方は付けられたタイトルを見て一言、「これって、話が大きすぎませんか?」
確かにそのとおりだと思います。クリスチャン人口が1%にも満たない日本では、とうてい考えることができないことです。ましてや、私のような牧師が口にするようなことではありません。それにもかかわらず、私は真剣に、「教会が新しい時代を創り出していく」と考えているのです。
今日、さまざまな面で社会のあり方、人の生き方が問い直されています。教会にとっても、この時代をどう生き抜いていくのかということは、非常に大切なテーマです。しかし、ただ時代に対応するだけでは十分ではありません。私たちは時代を創り出していく使命を負っています。いつの時代にも決して色あせることのないイエス・キリストの福音をもって、これからの時代の中心軸を築いていくのです。
そのためには、それぞれの信仰生活の場において、クリスチャンが新しい歩みを開拓していくことが必要です。事実、私たちが日々神様に導かれて歩んでいることは、まさに新しい時代を切り開いていることに他なりません。
どうぞ、クリスチャン社会人として、クリスチャン主婦として、クリスチャン学生として、クリスチャン地域人として、新しい時代を開拓してください。
それが、牧師として立つ私の願いであり、夢なのです。
牧師 中澤信幸 (シャローム2003年8月号)

